駿河台経済新聞

神田駿河台から発信する経済・ビジネス・社会情報

夏合宿 in 大船渡  その1

 

みなさん夏休みはいかがお過ごしでしょうか?

 

飯田ゼミでは9/9〜9/13に岩手県大船渡市へ夏合宿に行ってきました!

 

今回の夏合宿では、地域の方々のお話を伺ったり様々な場所を視察し、最終的には大船渡市ビジネスプランコンテストへの出品を目指します!

 

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~留学×飯田ゼミ~UC Berkeleyに行ってきました!Vol.4 Final

こんにちは!

9月に入り、あの季節がやってきましたね、、、
そう、成績開示。みなさん、心の準備はできていますか?

 

さて、計4回に渡って書いてきた留学体験記も、今回が最後です。
そして、タイトルからもお分かりのとおり、帰国後に書いています。

そこで今回は、生活やキャンパスライフなどではなく、
「授業で得た気づき」、「留学で得たもの」の2本立てでお伝えしたいと思います。

 

 

ということで、1つ目の「授業で得た気づき」から参ります。

 

ビジネススクールの「交渉学」の授業でのこと。その日、与えられた課題は、

「この7つのお題について、6人のグループで共通の合意をまとめろ」というもの。

 

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5つめのお題 capital punishment(死刑)についての話し合いで2度、衝撃を受けました。
「賛成の人」。

その呼びかけに手を挙げたのは、私だけでした。

そして、他の5人は信じられない、と言わんばかりの顔で見つめてきました。

「日本だけでなく、アメリカでも存続しているのに―」

 

これが1度目の衝撃でした。

しかし、すぐに解せました。私以外の5人は全員、北欧出身の留学生でした。

「ヨーロッパではやっぱり、反対派が主流なんだな」。

感心する間もなく、「なんで賛成なの」と訊かれました。問いに答えると、私の質問を待つことなく、彼らのうちの1人が反対の理由を語り始めました。

 

その理由こそ、2度目にして最も大きな衝撃でした。

 

「死刑制度があるってことは、権力が合法的に人を殺せるってことだろ?じゃあもし、ヒトラーのような指導者が出てきたら、同じ悲劇を繰り返すかもしれない。そのリスクがあると思わない?」


言葉が出ませんでした。

「ヨーロッパでは、宗教上、倫理上の理由で反対されている」。

日本で教えられたものとは、全く異なるアプローチの理由でした。

 

白か黒か、という「結論」の違いだけでなく、そう考える「プロセス」の違いを肌で感じることができました。

 

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そして、2つ目の「留学で得たもの」。

もちろん、枚挙に暇がないですが、一番は「自信」です。

クラスメイトは、正規生も留学生も世界のトップレベル。そんな彼ら水準のレベルの授業が、満足に聞き取れるわけでもない英語で行われる(私は、英語が得意というわけではありませんでした)。最初、正直「ムリだ」と思いました。

 

しかし、3ヶ月経ち、最後のテストが終わった瞬間。

「やってやれないことはないな」。口をついて出ました。

 

長いようで短かった、辛く楽しかった留学。

視野の狭さを感じる、現状にどこか不満がある、自分に自信がない。そんな人に、ぜひおすすめしたいです。

 

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お読みいただきありがとうございました。
それでは、あと数日と迫ったゼミ合宿に備えたいと思います!

~留学×飯田ゼミ~UC Berkeleyに来ています!Vol.3

こんにちは!

 

もうすぐ夏休みですね!

あと一息、頑張っていきましょう!

 

さて、今回のテーマは「キャンパスライフ」。

平日の生活を時間軸に沿って、お伝えしていきます。

 

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まずは、朝食。

と言いたいところですが、最近はほとんど食べておらず、写真がありません、、、、

 

 

①授業

授業は日によって変わりますが、この日の授業は2つ。

 

1つ目は、11:00~12:30の「ECON 136 Financial Economics」という授業。

頭の ECON というコードがその授業を開いている学部を表しており、この授業はEconomics、つまり経済学部が開いていることを指しています。

 

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この授業は、日本の授業と形式が似ており、大人数で講義を聴くスタイル。

 

ただ、違う点がひとつ。

学生が、手を挙げて質問したり、先生の間違いを指摘したりします。

寝ている学生などはおらず、やる気の高さが垣間見えます。

 

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全部で3回ある内の1回目の試験が先日ありましたが、試験前日はクラスメートと寮で徹夜で勉強しました。

 

また、この授業で驚きの発見があったのですが、それはこの記事の最後に書かせていただきます。

 

 

2つ目の授業は、13:00~15:30の「UGBA 105 Leading People」という授業。

「UBGA」は、「UnderGraduate Business Administration」の略で、ビジネススクールの授業です。

修士(Master)課程であるMBAの学部生版というとイメージしやすいかと思います。

 

この授業は、使っている教室の形がややユニーク。

 

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最初入ったときは、裁判所のようだと感じました。

 

この授業では、グループでプレゼンを行いました。

先生がその時の映像を撮ってくれていたのでその画像を載せる予定でしたが、いまだ届かずといった具合なので割愛させていただきます。(これもまた、アメリカらしいところです、、、)

 

また、この授業ではこんなこともしました。

 

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このようなケーススタディが、教わる理論の説得力を増していました。

 

 

②放課後

授業が終わってからは、その日の課題の量やテストの近さなどで、行動がだいぶ変わってきます。

比較的余裕のある日は、街に出かけたり、友達と談話したりします。

一方、課題の多い日は、、、

 

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といった感じです。

私の部屋は一人部屋なので、こうして自分の部屋で勉強することが多いです。

 

 

③夕食

そして、夕食の時間。

寮のご飯は、バイキング方式になっています。

 

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味は、その日によってムラがありますが、ハンバーガーなどのアメリカ料理はアタリが多いです。

 

ここで寮の料理で思わず二度見した料理を2つ、ご紹介します。

1つ目がこちら。

 

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結局この色におびえて飲まなかったので、味は分からないです。

 

 

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続いて、2つ目はこちら。

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やき「そば」です。蕎麦を使っていました。

味は、おいしかったです。

 

 

④飯田ゼミ×バークレー

さて最後に、後々お伝えするとしていた、「驚きの発見」でこの記事を閉めたいと思います。

 

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これは、Financial Economics の授業で先生が使用したパワポです。

 

これを見たとき思わず「あっ、」と呟いてしまいました。

 なぜなら、、、

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飯田ゼミのプロゼミで、ゼミ生が作ったパワポとほぼ同じだったのです!

 

と、飯田ゼミとバークレーの授業との接点を見つけたところで、この記事を終わらせたいと思います。

 

以上、UCバークレーの「キャンパスライフ」のご紹介でした!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

 

学生・研究者のための 使える!PowerPointスライドデザイン 伝わるプレゼン1つの原理と3つの技術

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~留学×飯田ゼミ~UC Berkeleyに来ています!Vol.2

こんにちは!
 
7月に入りました!期末試験の準備はできていますか?
こちらはちょうど、前半のセッションの期末試験が終わったばかりです!
 

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今回のテーマは、「驚いたこと(キャンパス編)」。
(諸事情により、前回予告した「大学の授業について」はまた追って投稿させていただきます。)
 
 
こちらも3つの視点から、お伝えしていきます。
 
一つ目は、キャンパスのオープンさです。
キャンパスには、誰でも24時間入れます。というのも、門がないのです。

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UCバークレーの象徴のひとつであるSather Gateをはじめ、Gate自体はキャンパスにいくつかありますが、日本の大学にあるような開閉できる門ではなく、オブジェのようなものにしかすぎません。
 

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キャンパスそのものが公園のようになっています。

 

 


二つ目は、野生生物の多さです。
キャンパス内を歩いていると、たびたびいろんな動物に出くわします。
そのなかでもダントツに多いのが…
 

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リスです。
 
そのかわいさにも最初、驚いたのですが、
最も驚いたのは、3日もするとこれに慣れてしまっていたことです。
いつの間にか、「あ、またいる」くらいの感覚になっていました。
 

 

 


そして最後は、「最も停めるのが難しい駐車場」です。
私が見てきたなかで、最も停められるようになるのが難しい駐車場がキャンパス内にありました。それがこちら。
 

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一見、至って普通の駐車場。もう少し、近寄ってみます。
 

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わかりましたか?
実はこのスペース、「ノーベル賞受賞者専用駐車場」なのです。
 
ノーベル賞受賞者を多く輩出した大学だからこその、ユニークな駐車場でした。
 
 
というわけで、体験記は次回に続きます。

~留学×飯田ゼミ~ UC Berkeley に来ています!Vol.1

こんにちは!
 
突然ですが、ジメジメした梅雨でも澱んだ気持ちにならない方法、知っていますか?
 
答えは簡単。梅雨のない場所に行けば良いのです!
 

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今、住んでいる街では今月ほとんど雨が降りませんでした。
 
というわけで今回から数回にかけて、留学先からお伝えいたします。
 
明治大学の協定校であるカリフォルニア大学バークレー校に、5月~8月のサマーセッション(夏学期)の間、留学をしています。
 
大学は、サンフランシスコから電車でおよそ30分、バークレーという街にあります。

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 さて、今回のテーマは「驚いたこと(生活編)」。

とはいえ、驚いたことを挙げていけばキリがないので、今回は3つに絞ってお伝えします。
 
まず1つ目は、公共交通機関について。
バークレーを含む「ベイエリア」と呼ばれるサンフランシスコ一帯は、アメリカでは珍しく、バスや「bart」という電車などといった公共交通機関が発達しています。
 

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ですが、駅の電光掲示板を見てみると、日本では見慣れぬ光景が。
 
 

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「あと〇分で来る」という表示。
 
「時刻表通り動かないのが当たり前」なので、この方が合理的なのだとか。
いざ慣れてみると、意外とこの方が、時間を読めるので便利なのかもしれません。
 
 
2つ目は、「大きさ」。
当たり前、ではありますが、やはり何もかもがデカいです。ここでは、身近なもの2つを紹介していきます。
 
まずは、道路。さすがは車社会、アメリカ。とにかく広いです。
 
 

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写真は、I-80という高速道路。4000km以上続いているのだそうです。
 
そして、日本でもアメリカでも大学生に馴染みの深い、スタバ。
 
 

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とても小さく見える一番左のものでトールサイズ。一番右のサイズはベンティですが、日本のものよりも大きいです。
 
そして、最後は日照時間。バークレー一帯ではこの季節、9時ごろが「夕暮れ」といった具合です。
 
なので、明るさからしてまだ3時かな~と思ていたら実はもう5時過ぎだった、というのが日常茶飯事。
 
そんな9時ごろに撮った写真がこちらです。
 

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大学からバスで30分ほどのところにある、バークレー・マリーナという所の夕日です。海に沈む夕日は、西海岸の醍醐味!
 
百聞は一見に如かず。
 
みなさんにもぜひ一度足を運び、生で見て、感じてみていただきたいです。

次回は、大学の授業について書く予定です。
 

 

B04 地球の歩き方 サンフランシスコとシリコンバレー 2016~2017

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