政経セミナー&ゼミナール発表会
こんにちは!
時間というものはあっという間で、今年も終わりに近づいてきました。今年は特に寒暖の差が激しくて、体調を崩してる人が多いような気がします。2年生はこの時期、ゼミガイダンス、ゼミ入試などゼミに向けての活動が本格的に始まります。体調にはお気をつけください(。-_-。)
さて、今回は政経セミナーについてお話ししたいと思います。真面目なブログになってしまいますが、ご了承ください!笑
政経セミナーとは専門演習のゼミナールに所属する学生の共同論文集のことです。ゼミの仲間と同じ研究テーマに向けて、研究・調査を進め、一つの論文を作ります。飯田ゼミも今年、参加したので、詳細を書きたいと思います。
私達が政経セミナーに出した論文のテーマは「不動産賃貸価格と通勤における金銭負担に関する分析」です。もっと噛み砕いて言うと、通勤がわれわれにとってどれほど金銭負担になるのかがメインテーマです。
1人暮らしをしているまたはこれから1人暮らしをしようと考えているあなた!ぜひ必見です!
まず、政経セミナーの論文を完成させるまでの流れについてです。
- テーマ決め
6月中旬くらいからサブゼミの時間を利用し、メンバー18人全員で話し合い、テーマ決めを行い、7月下旬には上記に記したテーマに決定した。
- データ収集
8月1日から8月31日にかけて、賃貸サイトであるHOME`S掲載の不動産物件のデータを収集した。JR中央線、西武池袋線、東急田園都市線の3路線についての「駅歩」、「築年数」、「総階数」、「階数」、「面積」、「敷金・礼金」のデータ収集をした。
目的変数は家賃総額、説明変数はターミナルまでの所要時間、駅歩、築年数、総階数、階数、面積で重回帰分析と最小二乗法を用いた。
- 論文作成
9月から10月中旬にかけて、論文にまとめた。論文は5つの章から成り立ち、2、3人で1章を分担して行った。それぞれの章は先行研究、賃貸価格相場、分析方法、分析結果、考察と見解である。最後に仕上げであるマージを行って完成させた。
続いて、分析結果についても軽く触れたいと思います。
- 賃貸価格は面積、ターミナル駅までの所要時間、築年数、駅歩の順に決定する傾
向がある。
- 同じ時間軸を表すターミナルまでの所要時間と駅歩を比べてみると、前者の方が後者よりも2倍近く賃貸価格にマイナスの影響を与えている。
→混雑した電車に1分でも乗りたくないと考えるのは当たり前で、通勤が金銭的な負担になっているかもしれませんね!
- 自分が住む階数よりも総階数の方が家賃に大きく影響を与えている。
これらの結果は意外な結果となったと感じています。
このように当たり前の結果が出た時よりも意外な結果が出た時の方が非常にやりがいを感じました。是非、この結果を使って、不動産を選ぶ時の手助けとしてください!笑
また、約4か月かけて、ゼミ生一同で作り上げた論文です。データ収集では1日パソコンと向き合って、Excelに打ち込むという地味で大変な作業もありました・・。ですが、終わってみると、みんなで一つのものを作りあげた達成感と感動を味わえ、良い経験になり、学生時代の思い出の一つになりました!
より詳しく知りたい方がいましたら、政経セミナーの論文集をご覧するなり、ゼミガイダンスに来てください!
10月23日(日)に行われたゼミナール発表会ではこの論文を基に2年生やOBに向けた発表を行いました。下の写真は発表風景です↓
こんなにたくさんの人が来てくださいました!本当にありがとうございました!^ ^
終わった後の写真です。ちなみに筆者はトイレにいた為、写っていません。泣
最後に個別ガイダンスとオープンゼミについての日程を載せておきます。たくさんの参加をお待ちしております!より詳しい情報は飯田泰之ゼミHPをご覧ください!
*個別ガイダンス(和泉第一校舎①202、②403)
①11/2(水) 12:15〜12:50 ②11/4(金) 12:15〜12:50
*オープンゼミ(駿河台12号館2064)
①11/7(月)3限 ②11/7日(月)4限
では、個別ガイダンスでお会いしましょう!