駿河台経済新聞

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宇宙ミュージアムTeNQに行ってきました!

こんにちは!飯田ゼミ5期です。


暖かい日が続き、すっかり春らしくなってきましたね!

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?



さて、今回私たちは、水道橋の東京ドームシティで開催されている

「宇宙ミュージアム TeNQ」に行ってきました!

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宇宙ミュージアム TeNQでは、「宇宙を感動する」という施設コンセプトのもと、宇宙に関する研究を展示、展開しています。

資料を見るだけでなく、プロジェクションマッピングや最新技術を用いた体験型のコンテンツを介してより身近に宇宙について学ぶことができます。


こちらの施設の見どころは、直径11mの円形スクリーンを用いたシアターです。最新鋭技術による4K超の高解像度で映し出された地球の実写映像は圧巻でした。足元まで広がるスクリーンや音響効果により、浮遊感や臨場感も感じられます。


ここで、たくさんの展示の中から特に印象に残ったものをいくつかご紹介したいと思います。





まずは、こちらです。


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こちらは株式会社アクセルスペースが開発する次世代の地球観測用超小型衛星「GRUS」です。


数トンもある大型衛星と比較して、GRUSは80kgと軽量設計です。

こんなに小型で軽量であるものの、地上2.5mのものまで見分けることができる高い能力を持っています。


2022年までに50機体制の実現を目指すプロジェクトがすすめられており、これによって世界中のあらゆる地点が毎日撮影できるようになります。蓄積された膨大な情報は農業・地図作成・都市計画・防災などあらゆる分野での活用が期待され、新しい地球情報インフラの形として注目されています。




続いてご紹介するのはこちらのイマジネーションエリアです。

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このエリアでは参加性・操作性のある遊びコンテンツや、アートや映像を体験することができます。


写真手前のアストロボールというブースでは、アプリを通じて操縦できる球体ロボット「sphero(スフィロ)」を用いて制限時間内にロケット発射台へのゴールを目指します。

Spheroの姿勢制御が加速度計とジャイロによるものということで、ロケットの慣性センサと仕組みがおなじであることから、コンテンツを通じて宇宙開発とのつながりを身近に体験することができます。




最後にご紹介するのは、企画展「木星の月・エウロパへの旅」です。


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エウロパとは木星の周囲を公転する第2衛星で、表面は氷に覆われていますが氷の下には海が広がっていることが確認されています。そのため、地球外生命体の存在の確証が高まり、探査への期待が寄せられている星です。


NASAはすでにエウロパへの探査を計画しており、探査機の派遣は2020年代になる予定です。


地球外生命体を自分が生きているうちに見ることができるかもしれないと思うと、とてもわくわくしますね。


お土産コーナーも充実していました。


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今回私たちは様々な体験を通じ、宇宙をより身近に感じることができました。 

まだまだ謎だらけの宇宙ですが、現代では急速な科学の進歩によって新しい発見が期待されます。一体これからどんなことが解き明かされていくのかとても楽しみです!


駿河台キャンパスからも歩いて行ける距離にあるTeNQ、皆さまもぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。