大船渡プロジェクトのその後
こんにちは!今年も残すところあとわずかですね。
やり残したことはありませんか?
筆者はなんとか年内に虫歯の治療を終え、晴れやかな気持ちで新年を迎えられることを願っています。
さて、私たち飯田ゼミは現在、夏合宿でお邪魔した岩手県大船渡市の地域振興策を練っています。具体的には、修学旅行プランの作成を考えています。
現在進行形のプロジェクトですので、詳細は追ってお伝えしたいと思います!
修学旅行プランの作成にあたっては多くのお力添えをいただいておりますので、今回はその様子を書かせていただきます。
まずは先月、飯田ゼミの大船渡班の有志5人で、早稲田商店街にあるこだわり商店に行ってきました。
こだわり商店では地方から東京に修学旅行に来た中学生に、その地方の地元農作物を自ら販売体験してもらうプログラムを行なっています。
私たちが見学に行った日には、愛知県田原市の中学生がトマトとキャベツを遠くから聞こえる大きな声で呼びかけながら販売していました。(私もついつい買ってしまいました!)
この体験は中学生にとっては地元の農作物を良さを知るきっかけになるだけではありません。
食べ物や販売してくれる人への感謝の気持ちが芽生えるのではないのかと思いました。
体験終了後にはお給料としてこだわり商店がある早稲田商店街で使えるアトム通貨が配られ、その通貨をつかって生徒たちは嬉しそうにお昼ゴハンを食べていました!
見学させていただき、私たちの今後の修学旅行プランの作成に向けてとても有意義な経験となりました!
本当にありがとうございました!
ゼロエミッションからのまちづくり―早稲田商店街のビッグバン・ドキュメント
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お話を伺っている中で特に印象的だったお話が2つあります。
1つ目はこれまでの修学旅行とは異なり、現在の修学旅行では「キャリア教育」に注力していることです。
このキャリア教育ではイキイキと働く社会人になることを目的に行われていて、キャリアの軸を修学旅行を通じて考えたり、数名でチームを組んで与えられたお題に基づいた動画を作成したり様々なプランが用意されています。
また、修学旅行先にいる現地の方と交流する機会を作ったり、比較的年齢の近い大学生などと交流を持たせることでアクティブラーニングを実現させ、みんながやる気を出しやすいシステムになっていました。
2つ目は震災学習だけではすでに時代遅れで、例えば震災×ITのように、震災学習に何かを掛け合わせたものでないと修学旅行プランとしては弱いということです。
筆者の高校時代の修学旅行は広島・長崎で戦争について考えるがテーマで行われていましたが、現在では例えばVRなどの技術を使って当時の風景と現在の風景を比較するプランもあるようです!(VRは実際に遺跡などで使われているみたいです!)
非常に参考となるお話を伺うことができ、今後の大船渡プロジェクトに活用していきたいと思います!
本当にお忙しいところありがとうございました!
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