駿河台経済新聞

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9期前期本紹介!! Part1

こんにちは!飯田ゼミ9期です!

今回から9期が前期の本ゼミで扱った本について紹介していきます!
今回は本紹介Part1になります!

・『イノベーターのジレンマの経済学的解明』
・『「学力」の経済学』
・『やさしく学ぶSPSSによる統計解析』
の3冊を紹介します!!


『イノベーターのジレンマの経済学的解明』

著者:伊神満

本書は高名な経営学ハーバード大学のクレイトン・クリステンセン氏が書いた『イノベーターのジレンマ』という1997年のベストセラーを底本にして、実際にイノベーションのジレンマはあるのか、あるならばなぜそれは存在するのか・・・というような問題に対し、概念やキーワードに触れながら実証したものです。

「共喰い」、「抜け駆け」、「能力格差」をキーワードにゲーム理論やデータ分析などを駆使し、経済学的にジレンマをわかりやすく解明していきます。

これまで経済学を学び、聞いたことのあるワードや少し理解していた理論がこの本を用いて学んだことで、すっと1つにつながり非常に学びの多い本でした!!

とても分かりやすい内容で構成されているので、是非手に取ってみてください!!


『「学力」の経済学』
著者:中室牧子

本書は「ゲームは子供に悪影響だ」「少人数学級は良い」「子供に勉強をさせるためにご褒美を与える」といった「思い込み」で考えられてきた教育の効果を、データに基づく教育経済学で科学的根拠から解き明かしたものです。

科学的根拠に基づくことで、今まで重要だと思っていたことがそうでなかったり、そんなことが重要なの⁉ということがあったり、私にとって衝撃な事実がとても多かったです!

この本は教育者や子を持つ親だけでなく、我々大学生などこれから社会で働く人にとってもとてもタメになることが多いと思います。私が大学を卒業し働き始めた時や結婚し、子を持った時に再読したいと思いました!

皆さんもぜひ読んでみてください!!




『やさしく学ぶSPSSによる統計解析』
著者:石村光資郎

本書はSPSSによる統計解析を学ぶ入門書です。母集団の比較、クロス集計表の調査を経て回帰分析、因子分析、主成分分析などの主要な統計解析手法を学ぶことができます。SPSSの操作手順が1つずつ画像と共に説明されているため、初めてSPSSに触れる人でも分かりやすい内容となっていました!

統計ソフトに触ったことのない私たち飯田ゼミ9期生でもスムーズに学習を進めることができ、統計ソフトに慣れることができました。統計もSPSSも初めてという方にお勧めの一冊となっているので、興味のある方は是非読んでみて下さい!!