駿河台経済新聞

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前期本紹介 Part 2

こんにちは!飯田ゼミ9期です!

ついに2022年度ゼミナール試験まであと2日になりましたね!
後悔のないゼミ選びにしていただければなと思います!
飯田ゼミを選んでくださった2年生ありがとうございます。ぜひ面接ではリラックスしてお話していただけたらなと思っています!!
さて今回は本紹介Part2です!

『世界標準の経営理論』、『人口と日本経済』、『SPSSによる回帰分析』の3冊を紹介します!



『世界標準の経営理論』
著者:入山章栄

本書は「世界で標準となっている経営理論」を可能なかぎり網羅・体系的に、そしてわかりやすくまとめた書籍です。経営学の基本原理を、経済学、心理学、社会学という3つの側面から解説しています。

一見難しそうですが、基本から丁寧に書かれており、学習を始めたばかりの大学生にもぴったりです。また、各章独立しているため、気になる部分だけ読んだり、後から見直したりすることもできます。まさに、今後学びを深めていく上での「バイブル」となるような1冊です。

この本を扱うと決まったとき、驚いたのはその分厚さです。全820ページ、まるで辞書のようです。春学期たくさんの本を扱いましたが、最も印象に残っていると言っても過言ではありません。大変だった分、自身を成長させてくれ、達成感を味わった1冊です。


『人口と日本経済』
著者:吉川洋

本書は経済と人口の関係についてのエッセイであると記されていますが、非常に詳しく人口と経済学について書かれています。経済学にとっての人口、人口にとっての経済という二つの切り口で両者を論じるほか、出生率や寿命に関しても書かれています。また、人間にとっての経済という大きなテーマについても書かれており、非常に楽しく読むことができました。興味を持ちやすい上に人口論やエンゲルの法則など専門的なことも程よく学ぶことができる本書をぜひ読んでみてください。





SPSSによる回帰分析』

著者:内田治

この本はSPSSという統計ソフトを使用して回帰分析の知識と使い方を習得するための本でした。回帰分析の基本的な知識、単回帰分析、重回帰分析、説明変数を選択する問題と多重共線性の問題を処理する方法など比較的初歩的な内容が述べられています。そのため、初めてSPSSを触る方や回帰分析の基礎知識を学ぶ人に向いてると感じました。

また、実際に私たち一人一人がこの本に沿ってSPSSを触ってみることで、SPSSの使い方を簡単に勉強することができました。

回帰分析の初めとして是非読んでみてはいかかでしょうか。