駿河台経済新聞

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後期のゼミ活動①

こんにちは!飯田ゼミナール8期です!

後期の飯田ゼミは沢山のことに取り組みました。

中でも、政経セミナーやゼミ試験はオンラインで取り組むことも多く、例年にない苦労がありました。 

 

また、後期は主に対面でゼミを行うことができました!私たち8期にとっては「念願の御茶ノ水キャンパスだ!」って感じでした🕴🏻

飯田先生やゼミのみんなと同じ教室でゼミ活動するのはすごく楽しくて充実していました🙆‍♂️

コロナ早く収束してほしいですね。

 

そんな中で私たちが、後期に本ゼミで学んだ書籍について簡単に紹介していきます👨🏻‍🏫

~本ゼミで学んだ書籍紹介~

 

『やさしく学ぶ SPSSによる統計解析』

                                  著:石村光資郎

SPSSの操作について、基礎から教えてくれる一冊です。
平均の話から始まり、回帰分析や主成分分析などの主要な統計解析手法を学ぶことができます。また、練習問題も収録されているため、腕試しをすることもできます。

SPSSはもちろん、統計学に自信がなくても手順などを画像で示してくれており、十分理解できる内容です。

この一冊で、アンケートの入力・解析方法の選択・出力・解析が身に付けることができます。

やさしく学ぶ SPSSによる統計解析

やさしく学ぶ SPSSによる統計解析

  • 作者:石村 光資郎
  • 発売日: 2014/08/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

SPSSによる回帰分析』

              著:内田治

前の週に扱った『やさしく学ぶSPSS』ではSPSSの初歩的な使い方、因子分析、主成分分析について学びましたが、本書では同じSPSSでも回帰分析についてさらに詳しく学びました。特に、「ある事象が起きるか起きないか」ということを予想するロジスティック回帰分析について初めて詳しく学ぶ機会となったのは本書でした。

社会統計班が今まで担当した本の中で1番大変だったとか…

SPSSによる回帰分析

SPSSによる回帰分析

  • 作者:内田 治
  • 発売日: 2013/08/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

『実証分析入門』

             著:森田果
実証分析の基礎から発展まで幅広く学ぶことができる一冊。

目次には、「お前はもう死んでいる」や「こんなの絶対おかしいよ」というようなアニメの名セリフを彷彿とさせるタイトルが各章に並んでいて、とっつきやすいものでした。

内容もできるだけ数式を用いずに解説されており、データや数式にアレルギーのある文系学生にもやさしい内容となっていました。
卒論制作の際にも参考にしたいと思います。

実証分析入門  データから「因果関係」を読み解く作法

実証分析入門 データから「因果関係」を読み解く作法

  • 作者:森田果
  • 発売日: 2014/06/09
  • メディア: 単行本
 

 

『実証分析のための計量経済学

               著:山本勲

計量経済学を用いた分析の基礎から実践的な手法まで、分かりやすく解説されています。

特徴的なのは、実際に行われた分析を用いて解説されている点です。「アカデミー賞をとった映画は商業的に成功するのか」などの興味深い分析がいくつもありました。

現在は統計ソフトを用いて計量経済分析が簡単にできますが、正しい分析結果を得るためにはこの本にある計量経済学の理解がとても重要になります。

実証分析のための計量経済学

実証分析のための計量経済学

 

 

『小さな空間から都市をプランニングする』

             著:武田重昭 他

16の都市の再構築の事例が紹介されています。そこから、改めて都市の未来に期待を寄せるための10の方法を提案するという内容でした。

これからのまちづくりに何が必要なのか、多くのヒントが得られた書籍でした。本書はフィールド班の政経セミナーにも使用しています。

 

ジェイン・ジェイコブズ都市論集』

         著:ジェイン・ジェイコブズ
本書は、ノンフィクション作家でありながら現在の都市論に大きな影響を与えたジェイン・ジェイコブズが残した文章や発言を編集したものです。

時系列とともに、都市の多様性を生成する4つの条件をはじめとする、
彼女の思考の変遷を辿っていきます。

自分の住む街を見つめなおし、住人目線で街の良さや改善点を思考すること。それがジェイコブズ都市論の源です。

是非皆さんも本書を手に取って、自身の住む街について考えてみてください。

ジェイン・ジェイコブズ都市論集

ジェイン・ジェイコブズ都市論集

 

 

『ポール・ローマーと経済成長の謎』

         著:デヴィッド・ウォルシュ

技術革新を経済成長論に取り込んだことで2018年にノーベル経済学賞を受賞したのがポール・ローマーです。

経済学者としては異色の生き方をしたローマーを縦糸に、アダム・スミス国富論』以来の「謎」として残された「ピン工場」と「見えざる手」の矛盾、その後の経済学では「収穫逓増」と「収穫逓減」の対立をめぐる経済成長論の変遷を横糸として、経済理論をめぐる古今の経済学者を紹介する経済学の歴史を知ることができる本です。

 

『地域経済循環循環分析の手法と実践』

                著:日本政策投資銀行 株式会社価値総合研究所

地方経済を回復させるにはどうすればよいのか、地域経済の目的に視点をおいて分析していく内容です。

近年新たな経済政策立案の手法として注目されているのが「エビデンスに基づく政策形成(EBPM)」です。
本書では地域経済分析システム(RESAS)を活用し「生産」「分配」「支出」の3つの面から地域経済を分析し7つの実例を交えながら政策立案と実践の手法のポイントを説いていきます。

 

是非、気になる本があったら読んでみて下さい!

ご感想お待ちしております😉