駿河台経済新聞

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【10期】前期 課題書紹介 Part 3

みなさんこんにちは!飯田ゼミ10期です!!
本日は前期課題書の紹介Part 3を行います✋✋


Part 3では、
『人口と日本経済』
『地域データ分析入門』
『実証分析入門』

の3冊をご紹介します😊


『人口と日本経済』

著:吉川洋

本書では、18世紀ヨーロッパという人口爆発の時代に始まり、人口減少が問題視される現代まで、経済学がどのように人口について考えてきたのかが述べられています。
また、後半では、少子高齢化財政赤字といった現代日本経済において重要な問題について、人口と絡めて語られています。

マルサスケインズの「人口論」や、ジニ係数、エンゲルの法則等、専門的な内容も分かりやすく書かれており、経済の本をあまり読まない方にもおすすめです✨



『地域データ分析入門』

著:林宜嗣・林亮輔

本書では、EBPMによる地域政策について論じています。
EBPMとは、エビデンスに基づいた政策形成(Evidence Based Policy Making)を意味しており、具体的な数値などのデータを用いて地域政策を考える重要性と方法が書かれています。

また、説明だけでなく、実際のデータの収集方法やExcelを用いた分析方法まで具体例を使って丁寧に解説されているため、
真似してみることでEBPMを自ら行う練習ができるような著書になっています。

地域経済や地域産業などを考える際の基礎をおさえた一冊となっているので、是非読んでみてください❕



『実証分析入門』

著:森田果

実証分析の方法について、高校レベルの話から実用レベルまで幅広く解説されている一冊。

実証分析には数式がつきものですが、本書では数式が簡潔に表現されており、文系学生にも理解しやすい内容です。
また、ところどころにちりばめられている筆者独特の言葉つきが面白く、読み進めやすい点もポイントです👍

実証分析に興味のある方はぜひご一読ください。


これをもって飯田ゼミ10期生が前期に読んだ課題書の紹介を終わります。
Part 1~3を通して読者のみなさまに飯田ゼミの活動内容をお伝えできていたらうれしいです😳

ブログ以外にもInstagramTwitterにて投稿を行っています。
また、公式HPでは順次今年度のゼミ試に関する情報も発信します😎
飯田ゼミへの興味がますます高まった!という方はそちらも含めてチェックしてみてください❕