Gastech 2017 に行ってきました!
こんにちは!
日本各地では桜が満開となっております。皆様は花見をされましたか。花びらが散ってしまう前に一度はじっくり桜を眺めてみてはいかがでしょうか。
私たちは4月4日~4月7日に千葉県千葉市の幕張メッセで開催されている
「Gastech Japan 2017」にお邪魔しました。
このイベントは、天然ガスやLNG(液化天然ガス)を扱うエネルギー企業などの関係者が集う大規模な国際イベントです。
ガステックでは、国内外さまざまな企業がブースを出展していました。当ブログでは
その一部を紹介します。
東京や首都圏の主要都市にガスを供給している東京ガスさんです。
ガスで発電し、そのときに出る熱を利用してお湯を沸かすことのできる家庭用燃料電池
「エネファーム」を発売していることでも有名です。エコと光熱費の節約を実現できるという観点から人気を得ています。
また、東京ガスさんは、カルビーとキヤノン、久光製薬の3社と連携して工場間で一体となり省エネルギーを目指す栃木県宇都宮市の「清原工業団地スマエネ事業」を展開するようです。
↑2019年1月竣工予定の「清原スマートエネルギーセンター」の外観イメージをVRで拝見しました。
ガステックでブースを構えているのはエネルギー企業のみではありません。
LNGを輸送する船やガス設備に関連した企業のブースも出展していました。
ここでは2つの企業を紹介します。
まずは、GMA Garnet グループさんです。
こちらは主に、インドや中国などでしか採れないガーネットという鉱石を採掘しそれを
活用する企業です。
採掘したガーネットを粉末状にすると、LNGを輸送する船の船体の表面処理のための研磨剤になります。
↑ガーネットを粉末状にした研磨剤です。右のコップのほうがきめ細かい粒子です。
ちなみに、上記の研磨剤を水と合わせて銅やガラスに勢いよく吹き付けて切断するという使い方もあります。
続いて紹介するのは、フジキンさんです。
こちらは、ガス設備に必要不可欠なバルブを製造、販売している企業です。
ガス用のバルブだけでなく、宇宙用ロケットや半導体用のバルブも製造製造しているとのことです。
フジキンさんはキャビアで有名なチョウザメの研究に力を入れており、人工ふ化に成功するなどの実績を上げています。
今年の4月からガスの小売り自由化が始まったこともあり、今回のガステック参加で、身近な存在であるガスに対する関心は高まりました。
ガステックに参加させていただき、私たちはガスなどのエネルギー業界があらゆる分野で裾野を広げているということに驚かされました。
そして、エネルギー産業の奥深さを感じました。