JSTフェア2015 -科学技術による未来の産業創造展― に行ってきました!
こんにちは!9月に入り秋の気配も感じられるようになってきました。皆様もこの時期の体調管理には気をつけてお過ごしください!
私たちは、先月末に開催された「JSTフェア2015」を見学しに、東京ビッグサイトまで行ってきました。
まずは簡単にこの展示会の説明からさせていただきます!
JSTフェアとは、「Japan Science and Technology Agency Fair」の略称です。科学技術イノベーションの総合的な推進機関として、研究成果を新たな産業創造に結びつけるための活動をすすめている国立研究開発法人科学技術振興機関(JST)の支援事業の紹介や、その事業成果を展示発表するものです。
説明だけ聞くと、少し高度な内容で難しい話なのでは?と思った方もいるでしょう。実際に中に入ってみると…
最近いろんな意味で世間を賑わせている「ドローン」ですね(笑)
ネットニュースなどではドローンの不正使用に関するものが多くみられますが、本来は非GPS環境下の自律制御(工場設備やトンネル、林の中の点検など)・GPS環境下の自律制御(放射線計測、高所やソーラーパネルの点検など)・空撮(災害の現場、火山の噴火、イメージビデオの撮影など)に使われていて、人々がより安心した高度な生活を送れるようにするために作られた機械です。
この展示会では解体されたドローンを見て各機械パーツの役割を説明していました。また、ドローンのデモンストレーションのコーナーで実際にドローンが空撮しているところを見ることができました。
更に別のエリアでは…
なんと!!可愛らしいクマがこっちをみている!!!(笑)
そしてこのクマ、私が画面の左側を見ると左側の積木で遊んだり、右側を見ると右側のリンゴを手にしたり、なんともサービス旺盛のクマでした。でもどうしてこのクマは私が見ていることを察知できたのでしょうか…
実はこのクマには視覚感知センサーが付いていて、相手の視線を感知することができていたのです。そしてこのクマなりに何か動きをすると相手が喜ぶのではないかと空気を読んだみたいです。これだけでも驚きですが、このプログラムの「以心電心」コミュニケーションの始まりにしか過ぎず、ゆくゆくは心と情をつなぎ、多文化多様言語にも円滑に対応するコミュニケーションサービスの構築を目指しているそうです。
本当に機械が人間の感情までも感知することができるようになってしまったらと考えると、少し怖いような気もしますが…
科学の先には計り知れないほどの可能性があると実感させられた1日になりました。
- 作者: リチャードウィッテル,佐藤優,Richard Whittle,赤根洋子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2015/02/21
- メディア: 単行本
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