駿河台経済新聞

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「ハイウェイテクノフェア 2015」に行ってきました!

こんにちは! 

 
 いよいよ12月を迎えるということで、雪が降り始めた地域もありますね。 皆さんも暖かい服装など、体調管理には気をつけてお過ごしください。
 
 さて、私たちは先日東京ビックサイトで開催されていた「ハイウェイテクノフェア2015」に行ってきました! 
 この展示会は、公益財団法人 高速道路調査会さんが主催で、高速道路事業について顧客や社会の理解を得ることを目的に、2004年から今年で12回目の開催になるようです。
 
 展示会は主に出展者コーナーとプレゼンテーションコーナーの2つに分けられており、多くの団体が道路建設管理の最先端の技術や、情報発信機会を紹介していました。
 
 その中でも私たちが興味を持った内容について、少しだけ紹介していきたいと思います! 
 

 【NEXCO東日本グループ】 

 高速道路といえば…!皆さんも高速道路を利用する時にサービスエリアなどで名前を知っている人がほとんどだと思います。
 
元々は日本道路公団という特殊法人でしたが、2005年に民営化されたことに伴ってNEXCOと命名されました。 その企業がどのような新技術を提供しようとしているのでしょうか… 
 
 ・自動車専用道路 侵入検知システム 
 このシステムは、無人出入口からの歩行者や自転車の侵入の抑止を、運用コストを抑えながら行いたいというニーズに応える技術として期待できます。
 
このメカニズムは、赤外線サーマルカメラと画像解析によって、検知エリアへの歩行者・自転車の侵入を24時間検知し、侵入が検知されると道路管理者の監視用PCにリアルタイムで動画表示されます。
 
また同時に、警告灯や警告音によって侵入者にも警告することによって侵入者の引き返しも期待できるといったものでした。 
 
 このシステムが導入されれば、夜間の人件費削減や誤侵入による交通事故の減少などが期待できそうですね!
 
 ・帯状ガイドライト 
ネクスコ・エンジニアリング東北さんは、東北地方などの豪雪地帯で雪によって隠れてしまった車線を線状照明で帯状発光を路面に表示することで、降雪によって見えにくくなった外側線を明示するシステムの導入を目指していました。
 
 東北出身の私としては、冬の運転の恐ろしさを知っているので、事故防止には非常に有効な設備だと思いました! 
 
 この他にもサービスの向上を目指した取り組みが数多く考えられていました! 
 このように小さい子供から老人の方までの幅広い年齢層に優しい設備を提供しようとしているところにも非常に好感を持つことができました!
 
 会場内は比較的、事業関係者と思われるスーツ姿の男性が多く見受けられましたが、私服での見学も可能だったので是非行ってみてはいかがでしょうか!