駿河台経済新聞

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~留学×飯田ゼミ~UC Berkeleyに行ってきました!Vol.4 Final

こんにちは!

9月に入り、あの季節がやってきましたね、、、
そう、成績開示。みなさん、心の準備はできていますか?

 

さて、計4回に渡って書いてきた留学体験記も、今回が最後です。
そして、タイトルからもお分かりのとおり、帰国後に書いています。

そこで今回は、生活やキャンパスライフなどではなく、
「授業で得た気づき」、「留学で得たもの」の2本立てでお伝えしたいと思います。

 

 

ということで、1つ目の「授業で得た気づき」から参ります。

 

ビジネススクールの「交渉学」の授業でのこと。その日、与えられた課題は、

「この7つのお題について、6人のグループで共通の合意をまとめろ」というもの。

 

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5つめのお題 capital punishment(死刑)についての話し合いで2度、衝撃を受けました。
「賛成の人」。

その呼びかけに手を挙げたのは、私だけでした。

そして、他の5人は信じられない、と言わんばかりの顔で見つめてきました。

「日本だけでなく、アメリカでも存続しているのに―」

 

これが1度目の衝撃でした。

しかし、すぐに解せました。私以外の5人は全員、北欧出身の留学生でした。

「ヨーロッパではやっぱり、反対派が主流なんだな」。

感心する間もなく、「なんで賛成なの」と訊かれました。問いに答えると、私の質問を待つことなく、彼らのうちの1人が反対の理由を語り始めました。

 

その理由こそ、2度目にして最も大きな衝撃でした。

 

「死刑制度があるってことは、権力が合法的に人を殺せるってことだろ?じゃあもし、ヒトラーのような指導者が出てきたら、同じ悲劇を繰り返すかもしれない。そのリスクがあると思わない?」


言葉が出ませんでした。

「ヨーロッパでは、宗教上、倫理上の理由で反対されている」。

日本で教えられたものとは、全く異なるアプローチの理由でした。

 

白か黒か、という「結論」の違いだけでなく、そう考える「プロセス」の違いを肌で感じることができました。

 

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そして、2つ目の「留学で得たもの」。

もちろん、枚挙に暇がないですが、一番は「自信」です。

クラスメイトは、正規生も留学生も世界のトップレベル。そんな彼ら水準のレベルの授業が、満足に聞き取れるわけでもない英語で行われる(私は、英語が得意というわけではありませんでした)。最初、正直「ムリだ」と思いました。

 

しかし、3ヶ月経ち、最後のテストが終わった瞬間。

「やってやれないことはないな」。口をついて出ました。

 

長いようで短かった、辛く楽しかった留学。

視野の狭さを感じる、現状にどこか不満がある、自分に自信がない。そんな人に、ぜひおすすめしたいです。

 

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お読みいただきありがとうございました。
それでは、あと数日と迫ったゼミ合宿に備えたいと思います!