駿河台経済新聞

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神田祭に行ってきました!

こんにちは!今回私たちは、明治大学駿河台キャンパスから徒歩15分ほどの場所にある神田明神を訪れました。神田明神は東京都千代田区外神田2-16-2に位置する、創建1300年を迎えた伝統のある神社です。今回はその神田明神にて神田祭が開催されているということでお邪魔してきました。
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新版 神社のおしえ

新版 神社のおしえ

神田祭は京都の祇園祭、大阪の天神祭とともに日本三大祭りに数えられている祭りです。神田祭と言えば勇ましく町を練り歩くお神輿が有名なのですが、今回は日程が合わずそのお神輿が町を歩く姿を見ることはできませんでした…。
そのため今回は神田明神の境内を歩き、その長い歴史を肌で感じてきました。
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到着するとまず目に入るのはこの隨神門と呼ばれる大きな門です。HPによると昭和50年に昭和天皇御即位50年の記念として建立されたそうです。

門をくぐり正面に目をやると、国登録有形文化財である御神殿を見ることができます。今回訪れた日は明神能・幽玄の花という能の舞台が開催される予定であったため、御神殿の前に仮設の観客席が設置されていました。そのため御神殿を正面から拝むことはできませんでしたが、近くにいるだけでその厳かな雰囲気を感じ取ることができたのではないかと思います。
御神殿の前には狛犬が座っています。こちらの狛犬は、非常に珍しく正面を向いています。ちなみに狛犬は、神社の守護役あるいは神様の使いとして邪気を払う存在だそうです。
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カラー図解 イチから知りたい! 日本の神々と神社

カラー図解 イチから知りたい! 日本の神々と神社

次に私たちが向かったのは、境内で異彩を放っていた文化交流館です。こちらの文化交流館は最近オープンしたばかりの新しい施設で、参拝者や観光客更に外国からの来訪者に日本の伝統文化等を伝えるための施設、とのことでした。館内1階には、神札・守護符授与所、ご祈祷受付、参拝者待合休憩所、の他、参拝記念の土産物屋、飲食茶屋が併設されていました。今回は訪れませんでしたが、2階3階吹き抜けの「神田明神ホール」は神社祭事をはじめとして多目的ホールとして使用されるようです。また地下1階は、伝統文化を実体験することのできる施設となっているほか、4階には令和の間と呼ばれる多目的のラウンジスペースが設けられているようです。木造建築の建造物に囲まれたガラス張りの施設、一歩間違えば雰囲気を壊しかねない組み合わせでしたが、そこは流石の日本の技術、違和感を覚えることなくそれらの施設は見事に調和していました。
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